2011年11月29日火曜日

市と住民側がかみあわない理由

石巻市建設部、および雄勝総合支所の説明では

今回の条例は

 高台移転 → 住民合意 → 元住宅地の建築制限

 というプロセスの中で、合意後の建築制限をかけるための
準備としての条例だ。住民の合意があってはじめて建築制限を
かけるので何も心配ない、ということだ。
 

 雄勝の住民にとって、条例そのものを阻止しなければ
ならない理由が2つある


1.既に、市職員は震災後に住民不在のまま住民合意はとれたと
  勝手に宣言して高台移転を強行しようとした前例がある。
  一旦条例が通ってしまえば、いつまた一方的に住民合意したと
  宣言して建築制限を強行するかもしれない。

2.雄勝住民は市職員から、
 「高台移転した場合、雄勝町内で1cmでも浸水したところは
  全て建築制限かけて住めなくする」と聞かされている。
  
  だから、
  もし1.のように行政が、一方的な住民合意の宣言をし、
  建築制限を強行した場合には、
  事実上、町内に住むところはほとんどなくなる

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