石巻市建設部、および雄勝総合支所の説明では
今回の条例は
高台移転 → 住民合意 → 元住宅地の建築制限
というプロセスの中で、合意後の建築制限をかけるための
準備としての条例だ。住民の合意があってはじめて建築制限を
かけるので何も心配ない、ということだ。
雄勝の住民にとって、条例そのものを阻止しなければ
ならない理由が2つある
1.既に、市職員は震災後に住民不在のまま住民合意はとれたと
勝手に宣言して高台移転を強行しようとした前例がある。
一旦条例が通ってしまえば、いつまた一方的に住民合意したと
宣言して建築制限を強行するかもしれない。
2.雄勝住民は市職員から、
「高台移転した場合、雄勝町内で1cmでも浸水したところは
全て建築制限かけて住めなくする」と聞かされている。
だから、
もし1.のように行政が、一方的な住民合意の宣言をし、
建築制限を強行した場合には、
事実上、町内に住むところはほとんどなくなる
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